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  • 虎太朗

投資信託

今朝の日経に日興AMの人気商品が大幅下落したニュースが出てたが、この商品に分散効果を求めるのがそもそも無理だし、間違った見せ方です。

私も外資系運用会社に勤務してた際に累計3,500億円の投資信託を作ったことがあるが、

残念ながら投資信託は儲かりません。絶対ではないが、仮に儲かったとしたら、たまたま期間が良かったんでしょう。その期間なら他のリスク資産も上がっているはずです。


投資信託がなぜ儲からないかというと、運用というよりマーケティングの巧拙が残高に比例し、残高ある投資信託がさらに売れる。ただし実際は分散効果なんて効かないし、運用も二流です。まず資産運用の世界で何が一流かという話ですが、私は一流とは残高ではなく、如何に洗練されたリターンを出せるかだと思います。洗練されたというのは、取っているリスクに対してリターンがどうか?という点につきます。

指標としてシャープレシオがあるのですが、シャープレシオが2以上あればかなり良い運用でしょう。これはリスク1に対し2倍のリターンが取れているということです。


つまり、リスクを大きく取ればリターンが高いのは当然で、リスクが限定されているのにリターンが高いのが良い運用なんです。その意味で三倍のレバレッジをかけて商品を設計したらリスクはそれなりに高く、ある意味当たり前です。


そして次にそのような洗練された運用ができるマネージャーは世界でも数少なく、多くの資金を欲しがりません。例えば、この投資信託の信託報酬が0.48%は立派ですが、0.48%を販売会社、運用会社、そして海外の委託会社で分けます。おそらく一流の運用者は0.48%でも絶対引き受けませんが、さらにそれを分けるなんてのはあり得ません。


例えば、画像のヘッジファンドは信託報酬が2.5%と高いですが、そんなの気にならないくらいのリターンを出すので資金が集まりますし、運用者も自分の資金を増やすことが主目的なので、集まらなくても気にしません。


その意味で、投資信託は資金を集めてなんぼなんです。なので、運用重視というよりどうしたら資金集まるか?もっと言えば、どうやってよく見せるか?どうやったら簡単な説明になるか?に主眼を置かれた設計です。


最後に高い販売手数料です。投資信託は販売会社が扱ってくれてなんぼです。

なので、販売会社に手厚いフィー体系になります。この投資信託なら、おそらく信託報酬から半分近く、そして申し込み時に2-3%の販売手数料を取ります。

これは基準価額が10,200円を超えて初めて利益になるのであって、投資家にはかなり不利となります。


私のオススメは本当に良い運用が欲しいなら、ヘッジファンド、市場並みのリターンが欲しいならETFを買うべきです。販売手数料は絶対支払ってはいけません。








https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20200414&c=DM1&ng=DGKKZO5800603013042020EE9000

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